装備＆スキル考察 Vol.007　回避特化エビ装備・剣士＆ガンナー用を作ってみた

2014年11月12日 水曜日

MH4G攻略

　一式揃えるだけで回避性能+1と回避距離UPを発動可能なキングロブスタ装備を、剣士用とガンナー用にそれぞれ作成してみた。

• 武器 ： クイーンブラスター
• 頭 ： キングロブスタヘルム／千里珠【1】
• 胴 ： キングロブスタスキン／千里珠【1】×2
• 腕 ： キングロブスタグラブ／千里珠【1】
• 腰 ： K・ロブスタコート
• 脚 ： K・ロブスタレギンス
• 護石 ： 闘士の護石【千里眼+8】
• 発動スキル ： 自動マーキング／回避性能+1／回避距離／火耐性弱化
• 防御力 ： 49 (未強化）
• 耐性 ： 火：-26／水：29／雷：-21／氷：14／龍：-6

　まずはガンナー用装備。ヘルムと左腕がとってもエビ。というかザリガニ。

• 武器 ： ザンシュトウ【軍鶏】
• 頭 ： キングロブスタヘルム／千里珠【1】
• 胴 ： キングロブスタシェル／千里珠【1】×2
• 腕 ： キングロブスタアーム／千里珠【1】
• 腰 ： K・ロブスタコイル
• 脚 ： K・ロブスタグリーヴ
• 護石 ： 闘士の護石【千里眼+8】
• 発動スキル ： 自動マーキング／回避性能+1／回避距離／火耐性弱化
• 防御力 ： 81 (未強化）
• 耐性 ： 火：-30／水：25／雷：-25／氷：10／龍：-10

　お次は剣士用。ガンナー用ほどはエビエビしてない。頭部さえ除けば和鎧と言い張れるデザインは少し素敵。大剣装備なのは単なる好みで。

　この装備、ぽかぽか島で投網マシーンを使っているだけで簡単に素材が溜まるために比較的作成が容易でありながら、回避性能及び回避距離という対大型モンスター戦に汎用的に有用なスキルが素で発動するという希有な装備なため、初心者ハンターにとっては非常にありがたい装備……かと思えば、実のところ少し微妙だったりもする。

　なにが微妙なのかというか、それは実にエビエビしたデザインなどではなく、一見して分かる通り、その発狂寸前の属性耐性値だったりするわけで……

高性能回避装備というよりも、回避以外考えてはいけない装備

　この装備の最大の特徴は回避性能+1と回避距離UPが発動するため回避が非常に容易になるという点だが、同時にその絶望的な各属性耐性値の低さのため、「回避しないとえらい目に遭う装備」だったりする。

　火・雷・龍属性が軒並み低いというか最底辺レベルの耐性で、各属性攻撃が当たれば即死というわけではないが大ダメージは避けられないため、これらのスキルを用いて「確実な回避」が求められるという、初心者ハンター救済のための防具と思いきや、実のところ回避が未熟な新米さんに確実な回避技術を叩き込むための養成ギプスに近いかもしれない(笑)

　耐性値-20という絶望の火・雷・龍属性に対して、水・氷属性は逆に高耐性という特徴があるが、作成時点で水と氷属性の攻撃を行うモンスターはほぼおらず、現時点では大して意味がない。

　よってこの装備は、決して「回避がしやすい装備」ではなく、「確実な回避技術を前提とした装備」であると認識しておかないと、悲惨な目に遭うこと間違いなしである。
　とはいっても素の防御力は実のところそれなりにあるため即死はまずないので、回避のイロハを学ぶ装備として、あるいは回避ではなく後述の「攻撃用」として運用するなら結構後々（上位初期あたり？）まで使える装備だったりする。

回避距離UPの本領は弓でのクリティカル距離を稼ぐこと

　今回のこの装備を作ったのは実はこの点だったり。というのもMHP3時代から弓兵だった身としては、当時の回避装備として名高いナルガ一式で弓での適切なクリット距離を回避と同時に稼いで絶え間ない狙撃を繰り返していた経験から、このエビ装備は非常に弓に合う。

　耐性値の低さはそもそもガンナーは無被弾の立ち回り前提のためあまり気にならず、欲しいのは弓のクリット距離に回避と同時に即座に移動できる回避距離UPだけなので、正直回避性能の方はあれば嬉しいがなければなくてもOKなスキルだったりする。

　逆に剣士装備の場合は回避距離よりも回避性能の方が重要になってくる。というのも回避距離UPだと不必要に相手との距離が離れてしまい、コンスタントな攻撃に繋げにくくなってしまうため、単に回避しやすくなる回避性能だけあったほうが嬉しい状況が多いから。

　結局のところ回避性能も回避距離も使い所や武器の種類によってその意味合いが大きく変わってしまうため、あくまでこれらも「適材適所」なスキルのひとつであって、全てにおいて万能なスキルではないということだったりする。
　とは言え初心者ハンターさんにとっては生存の可能性を大きく引き延ばすありがたいスキルには変わりないため、あまり頼りすぎてこれらのスキルがないと立ち回りできなくなるほど依存するのは問題だが、取りあえずは所有してみてもいいんじゃないかと思う。

例外として対ゲネル及びザボア戦には超有効

　基本どんな相手でも確実な回避を前提とすることを求められるエビ装備だが、例外としてもう少し先で相対することになるであろうゲネル・セルタス(水属性)とザボアザギル(氷属性)には極めて有効な装備と成りうる。
　というのもエビ装備は水耐性と氷耐性が極めて高いため、素の状態で水属性攻撃やられは無効にでき、食事効果に頼れば氷属性攻撃も無効（耐性値20以上）にできるからだ。

　またこの2種のモンスターは回避性能+1及び回避距離UPとの相性もかなり良く、これらのスキルさえあればどの攻撃もほぼ問題なく回避可能で、また直撃を喰らってもその防具性能から大事には至らないという、こいつらに対してだけは無類の強さを誇る、いわば対虫＆蛙限定の黄金聖衣みたいな感じだ(笑)

　とはいってもコイツらの攻撃は割とキツのが多いので、ガンナー装備で油断してると即キャンプ送りだが……